ブログのトラブル|WordPress 5.0 の変更点とバージョンアップで不具合が出た場合の対処方法

ブログ運営の問題解決

WordPress 5.0 へのバージョンアップと新エディタの問題12月7日に WordPress 5.0 “Bebo” がリリースされました。
WordPress の管理画面にも「WordPress 5.0 が利用可能です ! 今すぐ更新してください」と表示されますが、バージョンアップしてしまう前に少し考えてみましょう。

今すぐ WordPress 5.0 にアップデートする必要があるか?

今回は 4 から 5 への大きなアップデートです。メジャーバージョンアップの際には、新機能が使えるようになるなど便利な点も多いですが、同時に新しい機能というのはトラブルが発生しやすいものなので、慎重に準備しましょう。

この記事では、WordPress 5.0 の主な新機能と、今すぐバージョンアップが必要かどうか、バージョンアップをした後で不具合が発生した場合の対処方法を説明いたします。

▼ ここに注意 ▼
新エディタ Gutenberg で記事を編集した場合、HTMLタグが書き換えられ表示がくずれるなど影響が大きい可能性があります。バージョンアップ前には必ずバックアップを取っておきましょう。

 

WordPress 5.0 の主な新機能

今回のバージョン 5.0 で注目の新機能は以下があげられます。

  • PHP 7.3 以降への対応
  • 新しいブロックエディタ Gutenberg

それぞれどのような影響があるか、見ていきます。

PHP 7.3 以降への対応は良い進化

PHP については、セキュリティ面でもいずれ PHP 7.3 以降にバージョンアップした方が良いので、それに WordPress が対応するかどうかは重要です。また、WordPress 自体もバグの修正やセキュリティアップデートがあるので、できるだけ新しいバージョンを使った方が良いでしょう。

▼ ここに注意 ▼
WordPress は攻撃を受けやすいプログラムです。サイト運営上の準備が整ったら、早めに 5 系にバージョンアップをしましょう。また、それまでは 4.9.x の最新版を使うようにしてください。

ただ、今回問題になるのは「新しいブロックエディタ Gutenberg」の方です。

ブロックエディタ Gutenberg はまだ微妙?

WordPress はコンテンツを投稿して管理するための CMS なので、エディタは運営者が一番使う機会の多い機能ですね。使いやすくなるのは大歓迎ですが、変化が大きすぎるとかえって使いにくくなります。「使い慣れれば問題ない」ということもあるかもしれませんが、日々記事を書いているライターにとっては「そんな暇はない!」とストレスになることもあります。

これは Windows 7 から Windows 8 にバージョンアップしたことがある方には、理解しやすいかもしれません。

筆者もテスト用の WordPress サイトを作って、WordPress 5.0 (※)と Gutenberg を試してみました。
※筆者がテスト用サイトを作成した時には WordPress 5.0.1 がリリースされていたので、5.0.1 上で試した結果になります。

ブロックエディタである Gutenberg は、文章をブロック(段落)単位で編集できる点が優れています。ブロック単位でのコピー・ペースト・スタイル変更が簡単にでき、アイコンをクリックするだけで段落丸ごと順番を入れ替えられるなど、視覚的に操作しやすいこともあり、使い慣れてくれば良いかもしれない、というのが感想です。

それと同時に、今はまだ WordPress 5.0 にバージョンアップしなくていいかなという結論に達しました。

  • 操作感が違いすぎるので使いこなすには慣れが必要。
  • テーマやプラグインで WordPress 5.0 に未対応のものがある。
  • 記事を保存できない不具合があった(WordPress設定を見直しているうちに何故か解消。環境によるのかもしれません)。
  • Gutenberg でスタイル設定した部分が Classic Editor で表示が崩れる(後述します)。

というのが理由です。

本サイトを WordPress 5 系にバージョンアップするかどうかは、マイナーバージョンアップが出てきて、テスト用サイトで検証・操作慣れした段階で検討するつもりです。

 

WordPress 5.0 で旧エディタを使いたい場合の対処方法

では、WordPress 5.0 にバージョンアップしてしまったけど新エディタが使いにくくて困っている、という場合の対処方法です。

Classic Editor プラグインを使用する

Classic EditorWordPress の開発チームが作成した公式プラグインで、WordPress 5.0.1 上でも動作検証がされています。以前のバージョンのエディタ・記事投稿操作が使えるようになるので、新エディタを使いたくない方は Classic Editor をインストールして使ってみてください。

また、複数のライターが投稿する場合にデフォルトのエディタを設定したり、Gutenberg とClassic Editor の好きな方を切り替えて使ったりすることもできます。

Classic Editor 設定画面

 

Gutenberg で修正すると Classic Editor で表示が崩れる

これでとりあえずは Classic Editor で記事を作成し、Gutenberg の操作に慣れたころに切り替える、ということもできるようになりますが、1つ注意点があります。

Gutenberg で修正した部分は Classic Editor の「ビジュアル」タブでは正しく表示できない場合がある。

「テキスト」タブであればHTMLソースは表示されますし、ブラウザの画面でも設定したスタイル通りにコンテンツは表示されます。

Gutenberg で編集すると Classic Editor のビジュアルでは見えない
『Gutenberg で編集すると Classic Editor の「ビジュアル」タブではスタイルが崩れる(この場合は背景色が解釈されない)』

 

Classic Editor のテキストにはHTMLソースが表示される
『Classic Editor の「テキスト」タブにはHTMLソースが表示される』

 

ブラウザ画面では Gutenberg で編集した部分も表示される
『ブラウザ画面では Gutenberg で編集した部分も表示される』

 

サイト訪問者には表示されるのでまだ影響は少ないですが、記事の内容が Classic Editor 上で確認しにくいのは不便です。

原因は「WordPress へようこそ」のブロックに設定されている「<p class=”has-text-color…has-dark-gray-background-color”>」のスタイルを Classic Editor がうまく解釈できず、「背景色」が無視され「文字色が白」で表示されているためでした。
そのスタイル部分をテキストエディタで削除してしまえば良いのですが、スタイルを適用しなおすのは手間がかかります。

試しに Gutenberg を使ってみる場合は、公開している記事ではなくテスト用の下書きや、非公開記事で十分なテストしてみるのをおすすめします。

それではまた、機会があれば。

 

▼ スポンサーリンク ▼

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

いちばんやさしいWordPressの教本第3版 [ 石川栄和 ]
価格:1706円(税込、送料無料) (2019/4/8時点)

楽天で購入

 

Posted by かいと