ブログのトラブル|WordPressで「Fatal error: Allowed memory size…」エラーが出た場合の対処方法

2018年12月10日ブログ運営の問題解決

WordpressのエラーWordPress サイトでブラウザ画面に次のようなエラーが表示され、画面の一部(または全部)が表示されなくなる場合があります。

Fatal error: Allowed memory size of 268435456 bytes exhausted (tried to allocate 134217736 bytes) in /home/<user name>/<site url>/public_html/wp-includes/formatting.php on line 604

この記事では、Wordpress がインストールされたレンタルサーバーを使用している方向けに、このエラーの原因と対処方法を説明いたします。

 

Allowed memory size of … bytes exhausted の原因

WordPress は PHP というプログラミング言語で記述され、動作しています。
このエラーは、サーバー上で PHP プログラムが実行された際、「プログラム実行用に割り当てられたメモリを使い切ってしまった」場合に表示されます。

Fatal error が発生すると、PHP はプログラム(この場合は WordPress)の処理を止めてしまいますので、Wordpress が正常に動作せずに画面真っ白、という状態になるわけです。
ひどい場合には、管理画面すら表示できない場合もあります。

そのため、このエラーを解消するには次の2通りの方法があります。

 

対処方法(1) Wordpress が使用するメモリを減らす

まずは、何をやったらエラーが出るようになったかを、冷静に考えてみてください。

  • 新しいプラグインをインストールした
  • 新しい記事を投稿した(特定の記事でエラーがでている)
  • 記事に新たにコードなどを追加した

などでエラーが発生することがありますので、その原因を取り除いていきます。

WordPress のプラグインを停止する

WordPress のプラグインは便利ですが、あれもこれもと使いすぎると、メモリを大量に消費する重いサイトになりがちです。
新しいプラグインをインストールしたあとにエラーが発生するようになった場合は、そのプラグインを停止して、エラーが解消されるかを確認します。

解決しない場合や新しいプラグインを追加していない場合は、インストールされているプラグインを1つずつ停止して、エラーが解消されるかを確認します。

新規投稿や追記した記事を修正する

新しい記事を投稿したり、記事に文章・画像・コード(SNS の埋め込みコードや Google アドセンスなどのコード)などを追加した際に、ページが使用するメモリ量が増えてエラーが発生する場合があります。
そのようになった場合は、次の方針で確認します。

  • 記事に文章、画像、SNSの埋め込みコードなどを追加してからエラーが出るようになった場合は、追加したものを消して、エラーが解消されるか確認します。
  • エラーが解消されない場合や元に戻せない場合は、該当記事を一旦削除して、新規に作り直します。内容をコピーしてメモ帳などに保存しておくと、再作成がラクですね。

WordPress テーマのウィジェットなどを変更してからエラーが出るようになった場合は、ウィジェットを外すなどして解消するか確認してみてください。

 

対処方法(2) Wordpress が使用できるメモリを増やす

WordPress が使用するメモリを減らすことができれば、その方が望ましいです。大量のメモリを使えるレンタルサーバーは費用も高くなりますからね。

ただ、それで解決しない場合や、そもそも管理画面が表示されなくなってしまった場合には、Wordpress が使用できるメモリ量を増やす必要があります。(どこまでメモリを増やせるかはレンタルサーバーによります)

※設定ファイルをパソコン上で直接編集する場合は、メモ帳を使用しないでください。「UTF-8」「BOMなし」の文字コードで読み込み・保存できるテキストエディタが必要です。(サクラエディタなど)

※設定ファイルの変更は、操作を間違えると WordPress が動作しなくなるなどのリスクがありますので、対処方法(1) で解決できない場合の手段と考えてください。

php.ini ファイルで設定を変更する

php.ini は PHP の動作環境を設定するためのファイルです。
このファイルを編集できるレンタルサーバーであれば、メモリ設定を変更することでエラーを解消できる場合があります。

本サイトは「wpXクラウド」を利用しています(2018年12月時点)が、wpXでは管理メニューから php.ini と後述の .htaccess を設定変更することができます。

冒頭のエラーの例では、設定値が 268,435,456 bytes = 256Mbyte で 134,217,736 bytes = 約128Mbyte を使おうとして Fatal error が発生したので、512Mbyte に変更する場合の例を書きます。

wp-config.php ファイルで設定変更

wp-config.php は WordPress の動作環境を設定するためのファイルです。
このファイルを編集する場合は、FTP でサーバーに接続して、Wordpress インストールフォルダにある wp-config.php をダウンロードします。
※ダウンロードしたファイルは念のためバックアップを取っておいてください。

以下を追記してファイルを保存し、元のディレクトリにアップロードして差し替えます。
(512Mbyte に変更する場合の設定例です)

.htaccess ファイルで設定変更

.htaccess は Web サイトの動作環境を設定するためのファイルです。
このファイルは、本サイトで利用している「wpXクラウド」など管理メニューから編集できるレンタルサーバーもありますが、FTP 接続してからの編集が汎用的でしょう。
ただ、.htaccess は隠しファイルとなっているため、FTP 接続をする場合は、FTP ソフトで隠しファイルを表示するように設定してください。

FTP でサーバーに接続して、Wordpress インストールフォルダにある .htaccess をダウンロードします。
※ダウンロードしたファイルは念のためバックアップを取っておいてください。

以下を追記してファイルを保存し、元のディレクトリにアップロードして差し替えます。
(512Mbyte に変更する場合の設定例です)

 

対処方法(2) の方法はすべてする必要はないので、いずれかを試してみて、エラーが解消されるかを確認してください。

それではまた、機会があれば。

Posted by かいと